スリランカ ウバ紅茶の自営農民について実態調査を行いました

  • 2013年12月18日(水)

JIPPOは、設立当初からスリランカ・ウバ州のハプタレーにある紅茶プランテーション農園の「グリーンフィールド」とフェアトレードを行なっています。また、茶園で働く人々の生活改善支援として、幼稚園の園舎改築や幼稚園教員の研修事業なども実施しました。 しかし、プランテーションへの支援は労働者の生活改善になかなか結び付かないという悩みも抱えてきました。また、プランテーションに依らない自立した農民による農業が今後のスリランカには重要であると考えています。 そうしたプランテーション労働者の小規模自営農民化を将来の大目標に据えながら、まずは小規模自営農民の育成に必要な事柄を洗い出そうと、小規模自営農民の生活実態調査を計画。独立行政法人国際協力機構(JICA)関西国際センターの平成25年度市民参加協力「国際協力!次の一歩プログラム」の助成を受け、12月19日から28日の10日間、ウバ州のハルドゥムッラで、小規模自営農民の聞き取り調査を実施しました。






調査は、JIPPOがフェアトレードを行なっているハプタレーから10㎞ほど離れたハルドゥムッラという町を中心に行いました。この町にある紅茶プランテーション、Need Woodのマネージャー、ガーミニー氏が調査の趣旨に賛同し、協力を買ってでてくれたおかげで、地域の小規模自営農民をスムーズに訪問することができました。 ハルドゥムッラでの聞き取りから、現地の農民の生活は、想像していたのとは違い、茶を主たる生計としている家は少なく、家族の誰かが外に働きに出ている兼業農家がほとんどでした。中には5人家族のうち3人が海外へ出稼ぎに出ているという家もありました。家計は潤って見えますが、外国にいる娘らを思う親の気持ちは計り知れません。スリランカ人の出稼ぎ者数はアジアで最も高く、それに伴って悲惨な事件や事故に巻き込まれることもしばしばです。親の一方ならぬ心配は、日々の国際電話やスカイプにかける時間からもうかがえ、農業で生活できるのであれば、出稼ぎなどしなくても良いのにという思いはぬぐえません。

しかし、彼らを取り巻く環境はとても苦しいものがあります。小規模自営農民が茶葉を買い叩かれる理由には、個々のやり取りで組織的な力が無いこと、自分たちで製品化できる小規模な加工場を持てないこと、栽培技術や品質管理能力を培う教育システムが乏しいこと、プランテーションが持っているよう なマーケットが無いことなどが挙げられます。小規模自営農民を組織し、技術や品質管理の向上を図り、主体的にマーケットと契約できるようになれば、自立した農業を営むことが出来るかもしれません。

JIPPOは、プランテーション労働者が貧困から抜け出すための一つの方法として小規模自営農民に変わっていくことが望ましいと考えるが、今回の調査により、その受け皿となる地域の自営農民の底上げが必要であることが明らかになりました。

そこでまずは、プランテーションが格となり、栽培技術、マーケティング、品質管理のノウハウを生かしながら地域と連携し、自営農民の能力を高め、併せてプランテーション労働者のインセンティブを向上させていくプログラムが有効と考えます。茶栽培のさまざまな人びとが連携しながら、プランテーション労働者を含む紅茶生産者全体の質を向上していくプログラムにつなげていきたいと思います。

0.5エーカーの茶畑を栽培している女性

0.5エーカーの茶畑を栽培している女性



農民の聞き取りの様子

農民の聞き取りの様子



牛を飼い、バイオガスを生産している農家も

牛を飼い、バイオガスを生産している農家も



高台から見たハプタレーの集落

高台から見たハプタレーの集落

JIPPO5周年シンポジウム 「国際貢献する本願寺の人びと」開催

  • 2013年11月12日(火)

全国には、世界の人々のために活動している「本願寺の人びと」が大勢います。 しかし、これまでお互いの活動を知りあう機会はなかなかありませんでした。JIPPOは5周年にあたり、本願寺を基盤とするNGOとして、そうした人々がお互い繋がり会う催しを企画しました。


「人が社会のために尽力するのは当然である」という親鸞聖人の教えを根底に持ちながら、宗教・宗派のためでなく社会や人々のために活動する。


そうした人々が一堂に会し、活動を紹介しあうとともに、ネットワークを構築する場にしたいと思います。これから国際協力活動を始めたい方も、まずはきっかけづくりに足を運んでみませんか?もちろん宗派宗教に関わらず、幅広く、より多くの皆様の参加をお待ちしています。


日時

2013年11月30日(土) 14:00~17:00(13:30開場)


場所

聞法会館3階 多目的ホール (市バス「西本願寺前」下車すぐ)


参加費

500円(茶菓子付き)


申込み

JIPPO (TEL:075-371-5210)


プログラム

14:00~開会の挨拶

【シンポジウム】

14:00~ NGOの活動紹介と質疑応答

「JIPPOの5年とこれからの展望」(専務理事 中村尚司)

「フィリピンの里子とともに歩んだ33年―先住民族の教育支援と自立をめざして―」(チボリ国際里親の会 南昌宏氏)

「いのちの地平線―原発は反いのち」(日本ベラルーシ市民友好協会 永江雅俊氏)

「人と地域がつながる 交流から支援へ」(瑞穂アジア塾 小笠原義宣氏)

【懇親会】

16:10~ 名刺や情報を交換し合う場として

17:00終了

パキスタンプロジェクト中間報告会実施のご案内(9/26)

  • 2013年11月12日(火)

 この夏、JIPPOはパキスタンで井戸を掘り、保健衛生教育を行いました。


 パキスタン北部の地方都市スカルドゥは、カラコルム山系の風光明媚なリゾート地ですが、山岳砂漠でもあり、周辺の貧しい村では飲料水の確保が容易ではありません。


 パキスタン北部のスカルドゥ近郊のクァルド村に14基のハンドポンプ付き井戸を掘り、日本人専門家を派遣して保健衛生教育も行いました。


 そこで、専門家の帰国に合わせ、9月26日にJIPPO事務所の北側にある「聞法会館」でプロジェクトの中間報告会を開催いたします。


 ぜひお越しください!


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日時:9月26日(木)13:30~15:30


場所:聞法会館3階 研修室1(京都市下京区堀川通り花屋町上ル:西本願寺北)


アクセスマップはこちらへ→ http://monbou.jp/html/n1c5.html


費用:無料


報告者:森尾寛之 氏


※なるべく事前にお申し込みください。当日参加も歓迎いたします。


【お申込・お問い合わせ】

特定非営利活動法人JIPPO

TEL:075-371-5210

e-mail:office@jippo.or.jp

ウバ紅茶【ティーバッグ(テトラ)】

  • 2013年11月03日(日)
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ウバ茶は、スリランカで生産されるお茶の代表 格で、インドのダージリン茶、中国のキームン茶 に並ぶ、世界三大紅茶のひとつです。有機無 農薬で栽培され、ウバ独特の芳香とコクがあり、 ミルクとの相性の良いお茶です。香りを楽しむに はストレートもおすすめです。

ウバ紅茶【リーフ(茶葉)】

  • 2013年11月03日(日)
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ウバ茶は、スリランカで生産されるお茶の代表 格で、インドのダージリン茶、中国のキームン茶 に並ぶ、世界三大紅茶のひとつです。有機無 農薬で栽培され、ウバ独特の芳香とコクがあり、 ミルクとの相性の良いお茶です。香りを楽しむに はストレートもおすすめです。

カフェ・ティモール【ドリップパック ピローBOX】

  • 2013年11月02日(土)
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8g×3~5個

カフェ・ティモールは、南半球の赤道近くに位 置する東ティモールのアイロナ県マウベシ郡 という地域で生産されています。標高1200~ 1500メートルの山間部で日中の陽射しが強 く、朝晩の冷え込みが激しい気温差と降雨量 の多さ、そして無農薬・有機栽培によって、深 い味わいのコーヒーの実が育ちます。

カフェ・ティモール【レギュラー 粉】

  • 2013年11月02日(土)
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カフェ・ティモールは、南半球の赤道近くに位 置する東ティモールのアイロナ県マウベシ郡 という地域で生産されています。標高1200~ 1500メートルの山間部で日中の陽射しが強 く、朝晩の冷え込みが激しい気温差と降雨量 の多さ、そして無農薬・有機栽培によって、深 い味わいのコーヒーの実が育ちます。

カフェ・ティモール【ドリップパック】

  • 2013年11月02日(土)
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カフェ・ティモールは、南半球の赤道近くに位 置する東ティモールのアイロナ県マウベシ郡 という地域で生産されています。標高1200~ 1500メートルの山間部で日中の陽射しが強 く、朝晩の冷え込みが激しい気温差と降雨量 の多さ、そして無農薬・有機栽培によって、深 い味わいのコーヒーの実が育ちます。

ふくい舞さんのコンサート

  • 2013年08月28日(水)

昨夜は、府民ホール・アルティで開かれた、ふくい舞さんのコンサートに行ってきました。


 ふくい舞さんは、東北の復興支援に、ライブでご自身の似顔絵シールを販売して、売り上げをJIPPOに寄付しようと考えてくださっています。


 ステージでは、サーモンピンクの柔らかなドレープのワンピースの衣装。「世界中に友達を作って、戦争をなくそう」というメッセージを込めた熱いビートや、津波で家族を失った気仙沼の菅沼さんの「あなたへの恋文」という詩に自身で曲を付けたバラードなどを次々と歌い上げていました。


 デビュー5周年はJIPPOと同い年。「失敗して自分に悔しい思いをすることもあるけれど、仲間にさえられて、楽しいこと、やってよかったと思うこともいっぱいあって、夢に向かってあきらめず進んでいきたい」と語る姿にJIPPOの今が重なりました。彼女の頑張る姿に、元気をもらったコンサートでした。

中村尚司 専務理事 2013年度「大同生命地域研究特別賞」受賞

  • 2013年08月27日(火)

JIPPOの専務理事である中村尚司氏が、長年の南アジアにおける地域経済研究と広汎な啓発活動への貢献が認められ、大同生命地域研究特別賞を受賞しました。

中村専務理事は、京都大学を卒業後、1961年からアジア経済研究所の研究員として、主にスリランカと南インドの農村を対象として研究を始められました。1984年に龍谷大学経済学部教授に就任してからは教育者として学生を育てる一方、青年海外協力隊の派遣前訓練や市民向け講座、国際協力銀行の受託調査など広く社会的な活動を行い、スリランカで発生した内戦では非暴力的解決に奔走し、甚大な力を発揮されました。

研究は常に参加型研究としてのフィールドワークに立脚し、研究者の当事者性を貫いてきました。研究の成果は対象となる地域住民に役立て、人間生活における循環性、多様性、関係性を重視した問題解決に取り組んでいます。その意識は「民際学」の提唱に表れ、JIPPOの活動の根幹ともなっています。


大同生命文化基金は、「国際相互理解の促進に寄与する」ことを目的に設立された公益財団法人で、地球的規模の地域研究に貢献した研究者を顕彰してきました。賞には地域研究賞、地域研究奨励賞、地域研究特別賞の3つが設けられており、28回目を迎えた今年の授賞式は、2013年7月12日に行われました。

受章の詳細は公益財団法人大同生命国際文化基金のホームページをご覧ください

▶ 大同生命国際文化基金 大同生命地域研究賞の贈呈について

▶ 中村専務理事の受賞について

京都市内観光!

  • 2013年08月02日(金)

南相馬の子どもたちの野外活動。7月31日は京都市内観光です。


午前中は清水寺拝観をしました。


バスから降りると雨が降っていましたが、清水寺の森貫主のお話を聞いている間に晴天に!


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清水寺とその周辺での自由時間には思い思いにお土産を買ったり、昼食を取ったりしました。


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午後は本願寺へ。


記念スタンプを押してから、阿弥陀堂、御影堂へ。


書院、唐門、飛雲閣も見学しました。


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おもいっきり 川遊びも!

  • 2013年07月30日(火)

南相馬の子どもたちが京都に来てから、雨がよく降っていましたが、今日は夕立がちょっとあっただけで好天気に恵まれました。


午前中は、竹細工づくりです。


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ノコギリ、ナイフなどを使ってウグイス笛を作りました。


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午後は、川遊び!


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待ちきれなかった子どもたちは、今その気持ちをおもいっきり水にぶつけています!!


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今日はいつもの分も思う存分遊んでね!!!!と水をかけながら思うスタッフの矢野でした。


ゼミナールハウスでは、和太鼓の合奏をしたり、バーベキューや花火をして夜までいっぱい遊びました。


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パキスタンの村に安全な飲み水を。ハンドポンプ設置事業にご協力ください

  • 2013年05月15日(水)

パキスタン・クァルド村における「飲料水供給のためのハンドポンプ設置プロジェクト」の活動資金にご協力ください

JIPPOは2013年度の海外支援事業として、パキスタン北方エリアにあるスカルドゥ地区クァルド村で、飲料水供給のためのハンドポンプ設置事業を開始しました。

ヒマラヤ山系の渓谷にあるクァルド村には上水道がなく、遠く離れた川や井戸から水を汲んでいますが、その水が汚染されているため慢性的な下痢や急性疾患を引き起こしています。また水汲みは女性や少女の仕事になっているので、重労働で腰を痛めたり、時間をとられて学校へ通うことができなくなったりして、女性の教育レベルを下げる要因にもなっています。地方の政府もこうした状況を問題視しているものの、財政困難によりNGOや海外の支援に頼っているのが現状です。

JIPPOは、2010年の夏に起きたパキスタン洪水災害の際、スカルドゥ地区のバソ村に防水壁を建設する支援を行い、これをきっかけに現地NGOのGRACEと協働して地区の貧困層の生活改善事業を始めることにしました。

プロジェクトは、JIPPOとGRACE、住民による委員会によって進め、

① 村内10カ所に井戸を掘り、ハンドポンプを設置する
② 恒常的利用のために管理・運営する住民組織やルールを構築する
③ 日本人の専門家が現地へ赴き、保健衛生の講習会を開く
④ 住民の女性から保健衛生指導員を育成する

というプログラムを行っていきます。

事業予算は約300万円を見込んでおり、約半分は公益財団法人日本国際協力財団から助成金を得て実施しますが残り150万円は自己資金のため、広く募金を集めています。

ぜひ多くの方のご支援をお願いします。

指定寄付の名称

「JIPPOパキスタン飲料水供給事業」

受付口座番号

郵便振替 

口座記号番号:00980-4-321233

加入者名:特定非営利活動法人JIPPO

※ 通信欄に「パキスタン」とご記入ください。

受付期間

2013年5月1日から2014年3月31日まで

お問合せ先

JIPPO事務局

東日本大震災復興支援「JIPPO菜の花プロジェクト」にご協力ください

  • 2013年03月30日(土)

土壌中の放射能を”菜の花”で吸収し、汚染されてしまった耕地を再生!

さらに菜の花から「バイオディーゼル油」「バイオガス」を生産し、 エネルギーの自給へ役立てるプロジェクトです。

JIPPOは平成25年度事業として、福島県南相馬市、飯舘村などで、農地に菜の花を栽培することで放射性物質を除去する「菜の花プロジェクト」を実施します。


東電福島第一原発の事故被災地では、さまざまな除染活動が行われています。しかし除染事業における最大の難点は、土地や建物から除去した放射性物質の処分方法です。仮置き場も、最終処分場も地域住民の反対が強く、いまだに決まっていません。菜の花プロジェクトの場合、ナタネ油を製造したあとに残る植物体の放射性物質は、容積(量)を徐々に縮減して、最終的には原子力発電所から出るゴミと同様に処分してもらいます。ナタネ油からはディーゼル油を、バイオマスからはバイオガスを生産し、農業機材の燃料などに利用する予定です。このプロジェクトは単年度の事業ではなく、継続して実施していきます。


指定寄付の名称

「JIPPO菜の花プロジェクト」

受付口座番号

郵便振替 

口座記号番号:00980-4-321233 加入者名:特定非営利活動法人JIPPO

※ 通信欄に「菜の花プロジェクト」とご記入ください。

受付期間

2013年4月1日から2014年3月31日まで(第1期)

お問合せ先

JIPPO事務局

「2012年JIPPOバザー」開催報告

  • 2013年01月22日(火)

JIPPOの事業の一つである「東日本大震災支援事業」のうち、「福島の支援活動」の資金を捻出するためのバザーを、西本願寺の「御正忌報恩講」に合わせ、1月12日~14日の3日間、聞法会館南側駐車場で開催しました。

会員の方々をはじめ全国の寺院などから、食器やタオル類、日用雑貨など千点以上の販売品を提供いただき、今年も盛大に行うことができました。

テント内では、JIPPOフェアトレード商品のカフェ・ティモールで、ホットコーヒーを淹れて販売し、初めて味わう方も多く、好評でした。また、国際協力を学ぶ学生がボランティアに駆けつけ、販売を手伝ってくれました。

最終日は雨が降り、ひときわ寒さの厳しい一日でしたが、遠くから出かけてくださった方もあり、3日間で23,000円の売り上げとなりました。
JIPPOでは、福島県南相馬市の子どもたちを野外活動に招く事業を毎年続けており、来年度は除染のための活動も計画中です。今回のバザーの売上げは、これらの活動に大切に使わせていただきます。
皆さまのご協力に心から御礼申し上げます。

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